【リンパ浮腫 服装】何を着て何を履く?暖かくおしゃれしてみる冬Ver.

リンパ浮腫と日常生活 服装

こんにちは。

脚のリンパ浮腫歴、5年以上10年未満です。

子宮がん治療から20年以上経って、リンパ浮腫を発症しました。

きょうは、リンパ浮腫になってから着ている服について、お話しをします。

リンパ浮腫になり、脚の太さに左右差ができました。

リンパ浮腫になる前に好きだった、両脚で素足をだすおしゃれや素足で履くサンダルは、一生あきらめることになりました。

が、リンパ浮腫治療を受け、うまくリンパ浮腫とつきあえるようになってきました。

リンパ浮腫だけどおしゃれしてもいいよね、と開きなおり、あれこれ試して失敗して、今にいたります。

リンパ浮腫の人は「リンパの流れを止めたり、さまたげたりしない服装」が基本

この基本を忘れないようにしながら、着心地がいい好きな服や靴を選べばいいんだな、と思っています。

リンパ浮腫になってもおしゃれしたいけれど何を着たらいいのかな、と悩んでいる方に、ほんの少しだけでも参考になれば嬉しいです。

リンパ浮腫でなくても、むくみやすい・リンパの流れをさまたげない楽な服を着たい、という方にも参考になるかと思います。

*経験からお話ししていますので、主に脚のリンパ浮腫について書いています
*個人の体験や感想ですので、参考までにお読みいただけましたら嬉しいです

リンパ浮腫 服装の基本

リンパの流れをさまたげない服

リンパ浮腫の悪化の予防、またはリンパ浮腫を予防するには、リンパの流れを悪くしないことが大事です。

ところが、毎日身につける服や下着や靴は、意外に体をしめつけているのです。

特に冬は重ね着の季節なので、気づかないうちにリンパの流れが悪くなっているかもしれません。

  • 下着のブラ
  • 下着のショーツ
  • 下着のキャミソール・肌着
  • Tシャツ・シャツ・ブラウス
  • ニット・ジャケットなどのトップス
  • パンツ・スカートなどのボトムス
  • ワンピース
  • コート
  • レギンス・タイツ
  • ショート丈ソックス・ハイソックス
  • ストッキング(医療用ではない)

思いつくままに、冬に身につけるものをあげてみました。

ご自分が持っている冬のアイテムを、思い浮かべてみてください。

あれはきついな、ガマンして着ているな、と感じるものはありませんか?

あったらそれは、リンパの流れをさまたげているかもしれません。

私は特に、アンダーバスト・ウエスト・脚のつけね・袖ぐり・首まわりがきついと、リンパが流れていない感じがします。

けれど、リンパ浮腫だから◯◯を着なくてはならない、とか、◯◯は着てはいけない、と押しつけられるのはイヤです。

とにかく、自分が着ていて気分よく、きげんよくすごせる服や靴を選びたい、と考えています。

リンパ浮腫とうまくつきあうSTYLE BOOK

リンパ浮腫の人に向けたスタイルブックを見つけました。

東京大学で、看護学を学ばれている方が作られたようです。

下着からトップス・ボトムスまで、選ぶときの注意点や着こなしのポイントがわかりやすく書かれています。

イラストもあり、見ていて楽しいスタイルブックです。

選ばれている服のテイストは、私とはちょっと違うけれど、下着の選び方などお勧めです。

PDFファイルをダウンロードして読むことができますが、サイトのセキュリティ上の関係からリンクはしていません。
内容を確認されたいときは、お手数ですがご自身で「リンパ浮腫とうまくつきあうSTYLE BOOK」を検索して、ご覧になってください。

私の冬の服 定番スタイルは2つだけ

  • ①ハイネックニットかシャツ+丈が長めのニット+やや細めデニム+ショートブーツ
  • ②膝下丈ワンピース+レギンスかタイツ+ショートブーツ

冬は、この2パターンに、ダウンコートかウールのロングコートにマフラーが定番です。

バッグは、斜めがけバッグや小さめの手さげタイプで。

ショートブーツは、リンパ浮腫になってからは、なくてはならないアイテムです。

ビルケンシュトックのショートブーツが、私に合っているとわかりました。

いろいろ試しに試した結果です。

デザインも気に入っていて、春秋冬の3シーズン履いています。

リンパ浮腫の人には、合わない靴ほどつらいものはありません。

まめに靴屋さんで試着して、必ず自分に合った靴を選ぶことをお勧めします。

ショートブーツだけではなく、ふくらはぎがぴったりしていない膝下までのロングブーツも好きです。

以前リンパ浮腫専門医に、ふくらはぎがぴったりしているしめつけブーツはリンパ浮腫によくない、と言われました。

以来すなおに従い、ぴったりしめつけブーツは履いていません。

①ハイネックニットかシャツ+丈が長めのニット+やや細めデニム+ショートブーツ

丈が長めのニットやカットソーは、必ずお尻が隠れる長さにしています。

片脚に、ももまでの長さの医療用弾性ストッキングを履いているので。

弾性ストッキングはももまでぴったりとしているのに、ストッキングのふちから上がいきなり素になり、変にでっぱってしまいます。

反対側のお尻とバランスがとれなくて、デニムの後ろ姿がとてもヘン。

なので、丈が長めのニットや上着はお尻のバランス隠しです。

2019年現在はワイドパンツが流行で、リンパ浮腫の人にはぴったりかもしれません。

でも、私はワイドパンツは夏に履きたい人なので、冬は流行を無視して、やや細身のパンツを履きます。

リンパ浮腫になってからは、デニムはEDWINのジャージーズを愛用しています。

生地に、綿が50%以上入っていて、ウエストも膝まわりもよく伸びて、とても楽ちん。

形はスリムやスキニーではなく、テーパードだと太すぎず細すぎず、私は好きです。

ワイドパンツもあるようです、今度試します。

サイズ展開も幅広いので、選びやすいです。

②膝下丈ワンピース+レギンスかタイツ+ショートブーツ

リンパ浮腫になる前は、ワンピースは甘いだけ、というイメージがあり。

スィートな感じは、ぜんぜん私には合わないので、ほぼ着ませんでした。

最近は、シンプルですっきりしたデザインのワンピースが見つかるようになりました。

今では、甘くならない着こなしのワンピースなら、好きです。

リンパ浮腫初期に保存的治療だけ受けていたときは、ワンピースはすべて足首までのロング丈でした。

思うように治療の効果がでないのと、リンパ浮腫になったばかりで落ち込む日々で、脚をすべて隠したかった。

リンパ浮腫の外科治療後の今は、膝下からふくらはぎ丈のワンピースを着ています。

外科治療とセルフケアの効果が感じられたので、多少脚が腫れていても、好きな丈の服を着る勇気がでたからです。

レギンスは、ヒューマノイドのレギンスが気に入っています。

オランダのブランドです。

シルクが入っているのにすごく伸びる生地を使った、ウエストが楽なもの。

しめつけないすばらしい着心地で毎日毎日、履いていました。

残念ながら、もう販売されていないようです。

国産のレギンスでは、千代治のシルクレギンスが好きです。

ちょっと厚手ですが、色も揃っていて伸びもよく、ブーツに合います。

ソックスは、千代治のくつ下が、ゴムがゆるめで綿混で気に入っています。

綿混で、お勧めです。

そして、下着は肌に直接触れるので、できれば自然素材を選ぶようにしています。

下着については、また別の機会にお話ししようと思っています。

おわりに

「がん治療で命が助かったんだから、それだけでもありがたいと思え」

「リンパ浮腫なのにおしゃれを楽しもうなんて、なに言ってるの」

そんな言葉を投げられた、リンパ浮腫の人がいます。

信じられないかもしれませんが、相当いじわるな人が案外いるんです。

なかには、医師から言われた人もいます。

リンパ浮腫で腫れた脚を隠さずに、水着で楽しげに歩く女性の写真。

海外の海辺での写真を、インターネットでみました。

そんな写真を見ると、嬉しくて元気がでます。

きっといじわるを言う人は、日本以外にもいるでしょう。

それをはじき返すような自信をもたせてくれる空気が、日本以外にはあるような気がして、うらやましいけれど。

おしゃれをして、きょうもきげんよく、でかけましょう。

ポイントは、リンパが流れるような着心地のよい服、です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。