【リタイア後は離島に移住】計画失敗して今があります

THOUGHT 流れる話

こんにちは。

千葉県外房の町 御宿で1人と猫1匹暮らしです。
1人移住できるのか、お試し暮らし中です。

今の住まいの前に一度移住に挑戦、あえなく夢破れています。
そのお話です。

お話しする前にちょっと気になり調べました。
リタイア世代は、リタイアしたあとどこで暮らしたいと思っているのでしょうか。

不動産関連会社のアンケート結果からです。

    今住んでいるところに続けて暮らしたい 約60%
    そんなこと考えたことない 約30%
    国内のどこかに移住したい 約3%

移住したい3%‥少なくてびっくりです。みんな田舎でのんびり暮らしたいんじゃないの?
人生の楽園とか観ると、リタイア後は夫婦で移住して楽しく暮らすんじゃないの?

昔から移住願望ありの私はマイノリティだったんだ、と確信しました。

確かに周りを見回してみると、移住したい人は皆無かもしれません、ホント私だけだわそんなこと言ってるの。

でもまあ誰がなんと言おうと、誰も何も言わなかろうと、どこかに移り住むことにしよう、と行動開始。

そして行動が前のめりすぎて、離島への移住失敗しました。

離島移住計画 お金かかりすぎて無理でした

 
30才半ばすぎたら、無性に東京から脱出したくなりました。

理由は。

  • スギ花粉のないところに行きたい
  • 海の近くで暮らしたい
  • 東京で家は買えない(値段高すぎ)
  • 仕事と人間関係がつらい
  • がんになり生存率が低いからストレスないとこに行きたい

とりあえずリサーチしようと、仕事の合間に、移住したい人向けの雑誌「田舎暮らしの本」(宝島社)と「ほしいリゾート」(リクルート/休刊中)を、すみからすみまで読み研究しネットでは物件探しをしていました。

ある日、「ほしいリゾート」の海辺に住む特集で、理想の海岸写真を発見。

それが与論島でした。与論島は沖縄のすぐ北にある、サンゴ礁の小さな島です。

スギ花粉なし、島のまわり全部海(当たり前だけど)、物件東京より安い、島の人口より牛の数の方が多い(ってことは人間少ないかもやったー)、自然いっぱいストレスなさそう、と条件オールクリア。

寝てもさめても、頭のなかは与論島になってしまいました。

理想の家を購入成功

 
その後紆余曲折ありましたが、ついに与論島のオーシャンフロント物件を購入しました。

オーシャンビューじゃないんです、オーシャンフロントです。
家正面の庭を降りたところが海岸、その先には信じられないほどのエメラルドカラーの海、海、海。

リビングの壁いっぱいの一枚ガラス窓から見る海は、夢のようでした。
家のお値段も、東京で同じ広さを買ったら10倍はするだろう、というくらいお買い得感いっぱいで夢のよう。

結局お金が続かなくなりました


計画としては、しばらくは別荘として使ってそのうち東京を引き払って島に移住、といういたってシンプルかつ場当たり的な雑なもの。

とにかく家具や生活用品を揃えなくてはね、と島を見回してみましたが、一番大きなお店はAコープでコンビニはなし、個人商店がいくつかあるだけ、という現実につきあたりました。

物の移動にお金がかかる

今は空港の横に100均「キャンドゥ」とホームセンター「ニシムタ」ができていますが、当時はなし。

ならネットで買えばいいじゃない、とアマゾン見たら、送料が高いのなんの。

アマゾンだけではなく、雑貨屋さん、家具屋さんどこもかしこも「沖縄・離島は送料別途相談」なのです。

聞いてないよー、と思いつつ、一個一個買って送料とられるのはバカだよな、と東京に戻ってニトリやIKEAで大量の買い物をして、引越し便で一気に送る作戦にでました。

ちなみに沖縄の引越し業者さんに頼みましたが、納得お値段でスムーズに荷物移動をしてもらいました。

人の移動はさらにお金がかかる

 
さらに、荷物だけではない、人間の移動にもめちゃくちゃお金がかかることが、この場当たり的な計画の落とし穴だったわけです。

JALの早割を使って沖縄までは、まあまあ安く行けます。

しかし、沖縄から与論島までが、飛行時間正味15分ほどでも往復30,000円近くかかってしまいます。

東京と与論往復で1回1人安くて60,000円ほどでしょうか。

苦肉の策で、オフシーズンだったら、与論島のホテルと航空券セットで49,800円、というような格安セットを購入し、ホテルに泊まらず家に行く、というなんだかよくわからない方法まで編み出しました。

はじめは1年に何回も往復しないで、1度行ったら長期に住むようにしながら移住すればいいや、と思っていたため、往復の交通費予算は甘く見積もっていたわけです。

ところが、あれこれと往復するはめになるんですよ、これが。

一生のうちでこんなにマイルが貯まること、もうないでしょう、きっと。

離島に家を持って、都会と行き来できるのはリッチな人々だけ、と痛感しました。

あとは、離島に移住したらそこに根をはって暮らし、ウロウロ動くものではない、と思います。

おわりに

移住するとなったらふつう、細かく細かくお金のことを考えてから、ですね、当たり前です。

でも、お金のことを重箱のスミをつつくように考えすぎてしまうと、今度は思考停止になり行動できなくなるわけで、難しいところです。

現実をみない計画の当然の失敗、といえばそれまでなのですが。

離島移住計画失敗は、もう全面的に自分がバカだったわけで、与論島はすばらしい島です。

島の人々もすばらしい! たくさんお世話になりました。

だから今でも思い出しては、あのときは楽しかったな、二度とないな、と遠い目になっています。

これを反省、教訓にして、今はおそるおそる外房にいる、というわけです。

離島では前代未聞の台風で、家が壊れた経験もしました。

このお話はまたこの次にします。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

雑誌「ほしいリゾート」は休刊してしまいましたが、写真も美しく眺めていて楽しい雑誌です。
移住先を探す人の、ご参考までに。