【リンパ浮腫】Juzoの弾性ストッキング 履きごこち【感想ブログ】

リンパ浮腫 医療用弾性ストッキング

こんにちは。
リンパ浮腫歴5年以上の、ソトボウと申します。

保存的治療・外科治療をあれこれ受けて、今にいたります。

リンパ浮腫発症してから、毎日履かなくてはいけない弾性ストッキング。
いろいろ試した結果、ここ数年はmedi(メディ)社とSIGVARIS(シグバリス)社の製品を購入してきました。

先日、医療用弾性ストッキングのお店リンパレッツに行ったとき。
ドイツのJuzo(ジュゾー)社の弾性ストッキングを、勧められました。

触った感じは少しゴワゴワしていて、手でギュッとのばそうと思ってもなかなかのびない。
これは履かないな、と思ったのですが、試着を勧められました。

履いてみたら、意外にやわらかくてビックリ。
膝の曲げのばしをしてみると、脚にピッタリついてきてシワがよりません。

これは自分に合っていそうだ、と、迷わず購入しました。

Juzo社の弾性ストッキングってどうなの? とご興味のある人へ。

履いてみた感想を、このリンパの流れブログに書きました。
ご参考までに。

*リンパ浮腫や静脈瘤など浮腫のある人が履く医療用弾性ストッキングは、症状によりサイズや圧力が異なります
*専門医を受診して治療をし、サイズや圧力の指示を受けてから購入するのが順番です
*記事は個人の感想です。ご参考までにお読みください

Juzo社 弾性ストッキング 私にはかなり優秀でした

Juzo社の弾性ストッキングを履いてみました。

私が履いたのは。
Dynamic(ダイナミック)シリーズ→リンパ浮腫の人向け医療用弾性ストッキング
圧迫力2
すべり止めシリコンなし・つま先なし・Sサイズ・ショート丈 
カラー→ブルーベリー(きれいな青です)

履くときの感触と履いたあと

今まで履いていた弾性ストッキングと同じく、まず裏返してから履きます。
履くときは「補助スリッパー」を必ず使います。

履くときの感触と、履いてしばらくしてからの感じは、以下のとおり。

  • 履くときに裏側の生地が肌に当たると、生地がかたいように感じた
  • 履いてしまうと脚へのフィット感がありやわらかい感じ
  • しばらくするとふくらはぎ下部への圧を感じるようになる

ふくらはぎ下部に圧を感じるのが、少し気になりましたが、きつい感じはありません。

時間がたつと、ふくらはぎ下部の圧が気にならなくなりました。

次に、履いてしばらくしたあと脚をチェックして、見た感想です。

Juzo社 弾性ストッキング リンパ浮腫の足首が細く

見た目の変化は、以下です。

  1. 履いてから6時間後に鏡でチェックしたらリンパ浮腫の足首が細くなっていた
  2. 9時間後に再度チェックしたときも、足首の細さが維持できていた
  3. 脚全体も、起床後に履いてチェックしたときより細く見えた

*上記は目で見た感想です

変化があったことには、けっこうびっくりしました。

今まで愛用していたストッキングでは、細くなる、という実感がありませんでした。

実感がない、というのは、リンパ浮腫治療が一段落していて状態が落ち着いているため、変化がほとんどない、ということもあると思います。

ですから、私の場合は最近では特に、医療用弾性ストッキングは脚を細くするものではなく、現状維持するもの、と思っていました。

圧を感じた、ということは。

圧がリンパの流れをフォローした
そのためリンパの流れがよくなり、浮腫が減った
結果として、脚が細くなった

ということなのでしょう。

このストッキングを履いて、散歩をしたり運動をすると、さらに効果がでそうです。

Juzo社は他社の製品より圧が強いのかな、と、ちょっと調べてみました。
以下のような表がありましたので、ご参考までに。

ヨーロッパでは、医療用弾性ストッキングの規格は統一されていなくて、各国で決められているようです。

イギリス・フランス・ドイツの規格を上記の表で比べていますね。
ドイツの規格が一番足首に圧がかかっていると、わかります。

なるほど。
Juzo社はドイツの会社です。

Juzo社、すごく気になってきました。

Juzo社は弾性ストッキングの老舗


引用:Juzo公式HP(英文)

Juzo社は、1912年から続くドイツの会社です。

余計なことですが、「じゅうぞう」という日本の会社かと思いましたが、ドイツの会社でした。

Julius Zorn GmbH(ジュリアス・ゾーン有限会社)からきているネーミングのようです。

浮腫などの圧迫用品を作って100年以上。
製品は世界60か国で、販売されています。

すべての製品は、原料から最終加工までの世界的に統一された試験・認証システム「エコテックススタンダート100」により安心・安全であることが保証されています。
また、弾性ストッキングと弾性スリーブに関するドイツの品質保証規格「RAL」の認定を受けています。

引用:株式会社ベーテル・プラス 公式HP

信用できるドイツの会社、という感じですね。
安心して履けます。

弾性ストッキング すべり止めシリコンなしはやっぱり失敗?

まず、医療用弾性ストッキングの形をご紹介します。

医療用弾性ストッキングには、大きく分けて次のタイプがあります。

  • お腹まであるパンストタイプのストッキング
  • 太ももまでのストッキング
  • 膝下までのハイソックスタイプ

パンストタイプには、片脚用もあります。

リンパ浮腫の治療を開始したときは、片脚用のパンストタイプでした。
その後、保存治療・外科治療を受け、太ももまでのストッキングを履けるようになりました。

でも、長さが太ももまでですから、ずり落ち防止のシリコンバンド付きストッキングを履くことになりました。

このシリコンバンド部分があたってしまう太ももが、夏に汗をかくと、かぶれるようになり。

それから、シリコンバンドの部分はけっこうきっちり肌に止まるので、リンパが流れているのかなー、と心配になることがあります(ちゃんと流れているはずですが)。

そこで今回、Juzoのストッキングは、思いきって、すべり止めシリコンバンドなしにしてみました。

すべり止めなしを履いてみた結果は。

座ることが比較的多い日常を過ごして半日→8cmずり落ち
近所のスーパーに自転車で買い物に行って帰ってきた→10cmずり落ち
30分間の散歩に行った→膝下までずり落ち

弾性ストッキングの上にはデニムを履いていました。

さすがに、膝下までずり落ちたときは焦りました。無謀でした。

今回履いてみたJuzo社のストッキングには、すぐ目につく特徴があります。

太ももの部分で、比較的幅ひろく2段階で生地が変化しています。
圧が徐々に下がるようになっているのです。

太ももへの食い込みがなく、圧を自然に腹部方向にのがすので、リンパの流れがよくなるのでは、と期待できます。

でも、この特徴がずり落ちの原因にもなっています。

弾性ストッキングはずり落ちたら効果なし。

ガーターベルトのようなものを使ってもいいかもしれませんが、シンプルに履きたいので、これは却下です。

なんとかシリコンなしで、ずり落ちしない方法を考えるのが、課題になりそうです。

弾性ストッキング すべり止めシリコンバンドあり 

 
シリコンバンドの部分がかぶれるので、試行錯誤してきました。
シリコンバンドありを履くときの、ちょっとした工夫をここでご紹介します。

ストッキングを裏返しに履く、という裏技があるようですが、私は却下。

あるときスポーツショップで、テーピングの下に巻くアンダーラップという製品を見つけて、買ってみました。

シリコンバンド部分にアンダーラップの7cm幅が、ピッタリでした。

ストッキングを履くとき、太もも近くまでは通常どおりに履いて行きます。
最後のシリコンバンドがあたる部分の太ももに、アンダーラップを肌に直接クルッと一巻き。

はじっこは、ちょっと重ねれば、はずれません。
アンダーラップがよれないようにシリコンバンド部分を重ねれば、終わりです。

手でちぎれるし、ずれないし、いいもの見つけました。
軽いので、旅行に持っていくのも問題なしです。

アメリカのMueller(ミューラー)の製品です。
12色でカラフルで、ちょっと楽しくなります。
アマゾンでも扱っていて、便利です。

ご参考までに。

おわりに

Juzo社の医療用弾性ストッキングの特徴を、おさらいします。

よかった点

手で触った感触はかたいが実際に履くとのびがよい
膝のまげのばしが楽
足首の圧がかなりしっかりしている
太もも部分は2段階に生地が変化して圧がゆるくなっていく

気になる点

すべり止めなしをそのまま履くと思い切りずり落ちる
ついてくる補助スリッパーが紙製のようでゴワゴワする
注文から手元にくるまで少し時間がかかった

*ブルーベリーなど特殊な色は、特別注文になるので3週間ほどかかりました

ずり落ちるのはしかたないです。
ずり落ち防止の工夫を、今後いろいろ試してみます。

比較もしたいので、次はシリコンバンドありを注文してみようと考えています。

カラーや値段については、またの機会にお話しします。

毎日毎日起きたらすぐに、リンパ浮腫の脚に履く、弾性ストッキング。
気に入ったストッキングで、リンパ浮腫の日々を少しでも楽にすごしたいですね。

自分に合ったストッキングを探す参考にしていただけましたら、嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。